12/25/2012

冬至のころ


12月20日

長崎へ向う機上から

微かに赤く染まる空と

雪を戴く富士山を望む

11/29/2012

スズカケノキ


11月29日

青ぞらのはてのはて

水素さへあまりに稀薄な気圏の上に

「わたくしは世界一切である

 世界は移らう青い夢の影である」

などこのやうなことすらも

あまりに重くて考へられぬ

永久で透明な生物の群が棲む     ー宮澤賢治ー



11/23/2012

紅葉


11月22日

久しぶりに寝坊して朝の中庭を眺める、

いつの間にか樹々が紅葉していた。

やっと、スマートフォンに変えた一枚目の写真をup


10/23/2012

野紺菊


10月21日 足柄古道


足柄駅から見上げる早朝の秋空に


雪化粧した富士山が帰ってきた


沢の音を聴きながら、野菊咲く古道をゆく




10/09/2012

10/04/2012

中秋節


9月30日 長崎中華街


満月灯籠たくさん、中華街の美味しい中秋節


10/03/2012

月まち


9月30日 長崎港


くれゆく 西海の夕焼けを惜しみつつ十五夜の月を待つ。


9/17/2012

8/27/2012

尾根歩き


8月26日 丹沢表尾根


夏の終わりの尾根歩き。手がとどきそうな夏雲の下に相模湾が広がる


箱根の山並み越しに遠く伊豆半島、はるか海の向こうには房総半島が


蜃気楼のように浮かんでいた。



8/22/2012

夜明け


8月22日


すこしずつ 夜明けがおそくなってゆく


そら たかく 秋のけはい



8/21/2012

百合

8月21日


今年も中庭の木陰に


涼やかな風をまとって


百合があらわれた。



8/20/2012

百日紅

8月19日


一週間ぶりに東京へもどってきた。


あさの中庭から みあげる風景は


まだまだ、ぴかぴかの夏空だ。



8/18/2012

2012 夏



8月15日 五島


早朝、生まれた島をあとにする


たくさんのおもいでをのこして


今年の夏も終わろうとしている。



7/30/2012

そら

7月30日


うれしかったり かなしかったり うまくできたり できなかったり


そんなまいにちが そらをみあげることからはじまる。


7/17/2012

明星

7月17日


午前4時のあけの明星と下弦の月


このまま週末には梅雨あけだろうか。



7/14/2012

アサガオ

7月14日


ぴかぴかの夏をむかえるために


今日も雨はふりつづいている。



6/05/2012

梅雨入り

6月5日    2008年6月 長崎


昨日、九州南部が梅雨入りした


ほたる、あじさい、そしてグミ


雨のにおいに長崎の梅雨を憶う。


5/27/2012

ひかり幼稚園

5月25日  西船橋


幼稚園の竣工写真撮影中 


赤いトイレ前のつい立てに


クラスカラー9色を配してみた。


5/24/2012

車窓の夕陽

5月18日 大村湾


まるで朝焼けのように 静かな海に浮かぶ夕陽だった。


5/13/2012

五月の森

5月12日 西丹沢


深い森の中にぽっかりと空いた精錬な空間


5/07/2012

レンゲ

5月6日 生田緑地


風がつよい、よく晴れた、五月のあさ



5/01/2012

清流の季節 2012



4月29日 丹沢 畦が丸


新緑のなか、清らかな流れにイワナが戯れる


とっておきの場所へ今年もやってきた。


4/27/2012

雨水

4月23日 チョープロ本社中庭


廃棄処分になるガスボンベを再利用した雨水タンク(あまがえる)が完成した。


草花とトタンのジョウロ(如雨露)が涼やかな風景


露の如き雨滴が蓮口からキラキラときれいな弧を描いてやさしく草花を潤す。


4/25/2012

たんぽぽ

4月24 


春に終わりを告げながら


たんぽぽが空へ舞う季節



4/16/2012

水辺にて




4月15日 曽我丘陵


朝露にきらめく


清らかな春の水辺にて



4/12/2012

白い朝

4月13日

昨日まで地面を覆っていた桜の花びらは

すっかり春の風雨に流されてしまった

今日から新たな季節が始まる。


4/04/2012

朝焼けコレクター

4月4日 二子玉川

小休止した日から

夜明け前に家を出る生活に切り替えた

少しずつ、、、再開してゆこうと思う。




3/09/2012

小休止




かたわらを春風が吹くころ

しばらくカメラを置いて

身軽に歩いてみようと思う。





3/05/2012

ラッセル



滑落注意

3月3日 番外編

湿った重たい雪にペースが上がらないのは自分だけではなかった。

気がつくと前方に踏み跡がない、、、いつのまにか先頭に出てしまった!

残り1時間、後続のために正しく安全な踏み跡を残さなければならない

ルートは憶えているはずだが 雪山の技量が問われる。

大汗をかきながら奮闘していると後方から年季の入ったおじさん

が追いついてきた、助かった! 交替しながら山頂を目指す。

憶測が外れて途中数カ所で腰まで踏み抜いてしまった、しばらくすると

後方から悲鳴と笑い声が聴こえてくる 、 山は道づれ笑顔も眩しい山行だった。

3/04/2012

霧氷の花咲く






3月3日  西丹沢

突然あらわれた太陽に霧氷が急激に溶けはじめた

無数のガラス片を散りばめたような

きらめく光は全てを祝福しているようだ。

2/28/2012

夜明け前

2月27日   長崎港

連日打合せが続くとうまく眠れない。

冷たく透きとおる夜明け前の空気が

頭のなかのノイズを取り去ってくれる。

2/24/2012

織部

2月24日

二月も残りわずか少しずつ寒さもやわらいできた

それでもまだ、ほうじ茶の素朴な香りにほっとする朝

釉薬の自由な景色そのままに、端整な顔立ちの織部でいただく。

2/22/2012

白梅

2月19日  

雪の森を抜けて広沢寺集落の外れに下山

朽ちかけた民家の庭先に白梅が咲いていた

〜東風ふかば にほひをこせよ梅 の花 あるじなしとて 春なわすれそ〜

2/20/2012

アニマルトラッキング

ウサギ

タヌキ

シカ

2月19日

新雪の森の中では

たくさんの仲間に出会える。


雪晴れハイク

2月19日 丹沢

天気予報通りの晴、無風

白い雲が雪のように眩しい。

2/18/2012

梅詰文様

2月18日

梅が咲いたので緑茶を飲みたくなった

ご飯茶碗と湯呑みは自分用でないと落着かない

九谷焼きにはめずらしい染付梅詰文様の湯呑み

包み込んだ手の中で温もりも味わう日本の器