

滑落注意

3月3日 番外編
湿った重たい雪にペースが上がらないのは自分だけではなかった。
気がつくと前方に踏み跡がない、、、いつのまにか先頭に出てしまった!
残り1時間、後続のために正しく安全な踏み跡を残さなければならない
ルートは憶えているはずだが 雪山の技量が問われる。
大汗をかきながら奮闘していると後方から年季の入ったおじさん
が追いついてきた、助かった! 交替しながら山頂を目指す。
憶測が外れて途中数カ所で腰まで踏み抜いてしまった、しばらくすると
後方から悲鳴と笑い声が聴こえてくる 、 山は道づれ笑顔も眩しい山行だった。